こんにちは!当ブログを運営している、しろです!


- アウトプットのやり方がわからない...
- 読書後のアウトプットの方法を知りたい
今回はこのような悩みを解決します。
本記事の内容
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1読書後のアウトプットの手順 4STEP
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2なぜ読書後にアウトプットをするのか
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3読書後のアウトプットの効果 6選
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4アウトプットを最大に高める本の読み方
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5アウトプットをする前に読むべき本
今回は実際に僕が行ってきた「読書アウトプット」についてくまなく解説します。
読書アウトプットの効果からおすすめの手順まで紹介しているので、この記事だけで読書アウトプットをマスターできます。
読書後のアウトプットの手順

さっそく、読書アウトプットの手順を紹介していきたいと思います!
具体的な手順は下記の4ステップです。
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1アウトプットのツールを決める
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2Twitter、もしくは読書アプリで感想をアウトプット
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3ブログまたは読書ノートにまとめる
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4行動する
STEP1:アウトプットのツールを決める
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1アウトプットのツールを決める
まずは、読書アウトプットをするツールを決めます。
なぜなら、アウトプットツールによってそれぞれ特性があるからです。
よく使われるアウトプットツールとしては、
- ブログ
- アプリ
- 読書ノート
この3つです。
どのツールが自分に合っているかは、人それぞれです。
そこでまずは、読書後のアウトプットツールは君にきめた!【主な3つを比較】の記事で自分にあったアウトプットツールを決定してください!
上記の3つをトコトン比べているので、必ず自分に合った読書アウトプットツールが見つかります。
STEP2: Twitter、もしくは読書アプリで感想をアウトプット
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2Twitter、もしくは読書アプリで感想をアウトプット
読書アウトプットツールが決まったら、Twitterや読書アプリで手軽に感想をアウトプットしましょう。
いきなりブログや読書ノートで重たいアウトプットをしてしまうとモチベーションダウンにつながるので、簡単なものからスタートです。
僕の場合は「ブクログ」という読書アプリを使って感想をアウトプットしています。
この時、以下のテンプレをつかうと便利です。
後で見返したときに一番わかりやすいテンプレになっています。
- この本を一言でまとめると?
- この本をなぜ読んだか
- この本から何を学んだか
- この本を今後どう生かすか
以下、参考です。

ちなみに「どの読書アプリがオススメか」も、読書記録・管理アプリは何がオススメ?【アウトプット前提で選ぶべき】の記事でまとめています。
自分にあった読書アプリが知りたい方はぜひご覧ください。
STEP3:ブログまたは読書ノートにまとめる
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3ブログまたは読書ノートにまとめる
ここまでできたら、ブログまたは読書ノートに本の書評を行いましょう。
書評は最も本の内容が整理できる作業です。
なぜなら、自分自身が本の内容を深く理解していないと書評が書けないからです。
最初は大変ですが、毎回まとめていると徐々にできるようになっていきます!
そして、最終的に、何もせずとも本の内容がマルっと理解できるようになっていきます!

STEP4: 行動する
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4行動する
ここまでのアウトプットが終わったら必ず行動してください。
STEP2、STEP3では「本の内容を整理して正しく理解すること」に重点をおきました。
そして、STEP4は「その知識を使ってみる」段階です。
行動して初めてその本は役割を果たします!
- 睡眠の本を読んだのなら、自分の睡眠を改善してみる。
- 筋トレの本を読んだのならジムに加入したり、筋トレ器具を買って筋トレを始めてみる。
本で学んだ知識を使う、まさに英語で言う「話してみる」状態です!
読書後にアウトプットをする理由

つぎに「アウトプットの重要性」について触れておきます。
「ただ」アウトプットをするよりも、「なぜ」アウトプットをするかをわかってやったほうが100倍効果的だからです。
結論から言えば、なぜアウトプットするかの答えは「読書の目的を達成するため」です。
ひとつ例えを使って説明してみます。
日本の英語教育から学ぶ「アウトプットの重要性」
英語を学ぶ目的ってなんでしょうか、もちろん「話せるようになること」ですよね。
しかし!
日本の英語教育は、なぜかいい点数を取らせようと
- 単語を覚えさせ
- 文法を覚えさせ
- 長文を読ませる
「インプット重視」の教育ばかり行います。
対して中国などは、話せるようになるための授業を行います。
つまり「アウトプット重視」です。
結果「話せるようになる」という、当初の目的を達成しているのはどちらでしょうか。
正直、学校の英語の授業だけで英語がペラペラになった人なんていないよね。

同じように、読書の目的も「知識を覚える」ことではありません。
「知識を使う」ことです。
つまりアウトプットをしない読書は日本の英語教育と全く同じ。
このように「読書で得た知識を使う」という目的を達成するためにも、読書とアウトプットは切り分けられない存在なのです。
ラーニング・ピラミッドから学ぶ「アウトプットの重要性」

さらにアウトプットの重要性を説いたデータがあります。
こちらは、アメリカ国立訓練研究所が開発した「学習方法と平均学習定着率の関係」を表した、その名も「ラーニングピラミッド」です。
この図からわかるように、アウトプットを行わない読書は定着率がわずか「10%」にとどまります。
対して、「グループ討論」「自ら体験する」「他の人に教える」といったような、アクティブなこと(=アウトプット)を行うだけでその定着率は「50%~90%」まで向上します。
いかにアウトプットが重要か。
ラーニングピラミッドをみれば、一目瞭然です。
読書後のアウトプットの効果 6選

ここまでで、読書とアウトプットはセットであることがわかりました。
では続いて「読書後にアウトプットすると、どんな良いことがあるの?」という話をしていきます。
こちらがその一覧です。
- 読んだ内容を整理できる
- 定着率を確認できる
- 構成能力がつく
- 文章力がつく
- 論理的に説明できる能力がつく
- 結果的に、どんどん「良い読書」ができる
読書のアウトプットの効果①読んだ内容を整理できる
アウトプットすることで本の内容が整理できます。
整理ができると、本で得た知識を使う準備ができます。
本を読み終えた段階では、その本の「何が重要」で「何が言いたかったのか」頭の中はゴチャゴチャです。
この状態では到底、知識を使うなんて無理です。
だからアウトプットをして、まずは情報をまとめます。
勉強で例えるなら、
- 読書→教科書を読むこと
- アウトプット→ノートをとること
です。
読書後のアウトプットはこの作業と一緒です!

読書のアウトプットの効果②定着率を確認できる
勉強では、「わかったつもり」を解消するためにテストをします。
そんなテストの役割をしてくれるのが「アウトプット」です。
理解したと思ってテストを受けてみても、60点くらいしか取れないなんてことはよくありますよね。
読書も1回読んだだけでその本の内容を「わかったつもり」の人が多いのではないでしょうか。
わかったはずだった、覚えたはずだった。
結局「はず」では身についていないのと一緒です。
アウトプットは、自分がしっかりと理解しているかの確認作業にもなります。
ぼくも読んだ本の内容はなるべく人に話すようにしています!

読書のアウトプットの効果③構成能力がつく
アウトプットをしていると物事をわかりやすく順序立てる能力がついてきます。
なぜなら、アウトプットは「グループ討論」「人に教える」など説明することが主体だからです。
人に説明するとなると考えるのはやはり「どうやったらわかりやすいか」ですよね。
これを毎回考えてることで、自然に構成能力がついてきます。
実際にぼくは、大学の論文などでこの能力を発揮しました!

論理的に説明できる能力は、これから先もずっと、武器になりますよ。
読書のアウトプットの効果④文章力がつく
また、「わかりやすく」伝えるために、文章力は必須です。
「どうやったらわかりやすいか」を考え続けることで、どんどん文章力がついてきます。
人に伝わる文章=文章力がある
ってことですからね。
構成能力と文章力は、どこにいっても評価される能力です。
読書のアウトプットの効果⑤論理的に説明できる能力がつく
そして、説明する際はその人を「説得」ではなく「納得」させることを目指します。
「いいからこの商品を買えよ!」ではなくて、「この商品は○○という機能があるのでオススメです」と説明しますよね。
そして、「わかりやすい!」と感じる説明は必ず論理的、つまりは理由と根拠がしっかりしています。
たとえばこんな文章です。
論理的な文章
読書をするとストレス軽減になります。(結論)
なぜなら読書は本に集中することで「悩み」とか「怒り」という感情を忘れるからです。(理由)
実際にイギリスのサセックス大学の研究では、たった6分の読書で68%のストレス軽減になるというデータもあります。(根拠)
この文章こそ「納得」できる「論理的」な文章です。
読書後にアウトプットを重ねることで、このように論理的に説明する能力もついてきます。
読書のアウトプットの効果⑥結果的に、どんどん「良い読書」ができる
「アウトプットをしよう」と意気込んだ読書は結果的にどんどん「良い読書」になります。
なぜなら、読む最中に「読書後にどうやってアウトプットをしようか」まで考えるようになるからです。
つまり、「この部分はこの本の中で重要だな」「今、全体のこの部分をしゃべっているんだな」ということを読む最中に意識するレベルにまでなってきます。
「ホントかよ?」と思うかもしれませんが、本当です。
このループに入れば、読書の絶大な力を感じとれるようになります!

この意識は読書において超重要ですよ。
読書のアウトプットをする前に読むべき本
最後に、アウトプットする前に読んでおいたら、
- アウトプットが必要性がさらにわかる
- アウトプットのやり方が自分の頭で理解できる
厳選2冊を紹介します。
実際に僕も参考にした本です。
読書のアウトプットの効果と方法:まとめ

今回の記事を振り返ります。
- 読んだ内容を整理できる
- 定着率を確認できる
- 構成能力がつく
- 文章力がつく
- 論理的に説明できる能力がつく
- 結果的に、どんどん「良い読書」ができる
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1アウトプットのツールを決める
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2Twitter、もしくは読書アプリで感想をアウトプット
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3ブログまたは読書ノートにまとめる
step
4行動する
読書はアウトプットまでやってこそです。
読書とアウトプットを習慣化できたら、怖いものなしです。
ぜひ、学んだ知識を生かしてくださいね!