こんにちは!当ブログを運営しているシロ(@4robook)です!


- 音読するメリットが知りたい
- 音読のコツが知りたい
今回はこのような悩みを解決します。
本記事の信頼性
信頼に値する専門家の意見やデータを集めながら解説しています。
本記事の内容
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1音読とは
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2読書の際に音読するメリット
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3読書の際に音読するコツ
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4読書の際に音読する注意点
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5音読勉強法
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6音読にオススメの本
この記事は読書の際に音読するメリットからそのコツまで当記事だけで明日から音読をしようと思えるように仕上げました。
本記事を読めば、なぜ読書の際に音読することが良いのかがわかります。
音読とは

音読とは、自分が内容を理解しやすくすることを目的として声に出して読むことを言います。
同じく声に出して読む「朗読」とは以下の点で区別されます。
「朗読」は、正確・明晰・流暢に以下を加える。
(出典)文部科学省 7.音読 朗読
ア 作品の価値を音声で表現すること
イ 作品の特性を音声で表現すること
(読者の受け止めた作者の意図・作品の意味・場面の雰囲気・登場人物の性格や心情を)
つまり、朗読は他の人のために作品を表現しながら読むことです。
まとめると、以下の通りとなります。
音読とは
- 自分のために声に出す
- 理解を助けるために声に出す
朗読とは
- 他人のために声に出す
- 作品の感情や情景を表現するために声に出す
読書の際に音読するメリット 5選

メリットは以下の通り。
- 本の内容が理解しやすくなる
- コミュニケーション能力向上
- ストレス解消
- 記憶力向上
- やる気が出るよ
読書の際に音読するメリット ①本の内容が理解しやすくなる
音読することで文章を正しくとらえることができます。
なぜなら、黙読では読み流してしまう文も、音読すると気になって考えるようになるからです。
東京大学先端科学技術研究センター講師の髙橋麻衣子氏も、
音読の構音運動が理解を支える
東京大学先端科学技術研究センター講師の髙橋麻衣子氏より
として、音読は文章の理解を助けると述べています。
また、黙読だと
黙読の脳の使い方
- 文字を読む
- 頭の中で文字を音声に変換
- 音声の意味を捉える
- 理解する
という脳の働きに対して、音読することによって
音読の脳の使い方
- 音声の意味を捉える
- 理解する
といった、黙読の際にしていた①②の脳の使い方を除いた、コスパの良い脳の使い方になるのも理由のひとつです。
そのため、最近はaudibleのような「音声読書」が流行っているわけです。
≫audibleの初月体験を使ってみたので、メリットデメリットを解説
読書の際に音読するメリット ②コミュニケーション能力向上
音読によって脳の前頭葉が鍛えられます。
前頭葉は人と円滑なコミュニケーションを取るための機能を備えています。
また、音読することで「発声」自体に慣れることもコミュニケーション能力上昇に関わっています。
音読すると、本の内容が理解しやすくなりコミュニケーションも上昇する。
なんだか音読はとてもすごそうってわかってきましたね。

読書の際に音読するメリット ③ストレス解消
精神科医の樺沢紫苑氏によると、音読によってセロトニンが分泌されます。
樺沢紫苑氏より
このセロトニンが活性化されると、心が落ち着いてリラックスした状態になるのだそうです。
また、6分の読書だけでも68%ものストレス解消効果があるという研究結果も出ています。

「読書×音読」は無敵ですね。
上記のような読書の様々なデータは、読書のメリットをデータで分析してみた【読書は本当に役に立つのか】の記事で紹介しています。
読書の際に音読するメリット ④記憶力向上
音読は、本の内容の記憶向上にも効果があります。
これは音読で、前頭葉が強化されるからです。
小学生を対象にして音読を2分間させた後、記憶力や空間認知力を見るテストでは、音読をしなかった場合に比べると20~30%も記憶力や空間認知力が増加したという実験もあります。
脳の入出力という視点で音読と黙読を考える – るいネット
小学校の時の音読は、割とバカにならない時間だったようですねw
読書の際に音読するメリット ⑤やる気が出るよ
音読は「ダルさ」から解放してくれます。
これは作業興奮と言って、やり始めたらやる気が出るという心理効果が働くからです。
- ×やる気が出たらやる
- 〇やるからやる気がでる
なんですね。
だから、とりあえずやれ!なんですね

読書の音読を上手く行うコツ 5つ

次に音読を上手く行うコツを5つ紹介します。
- 毎朝10分以上継続する
- 速い速度で読む
- 違う文章を読む
- イメージできるとさらにいい!
- 感情を込めてやろう
コツ①毎朝10分以上継続する
>音読を10分以上することで、脳が活性化することがわかっています。
そのため、まだ脳が働いていない朝に音読をすると効果が感じられやすいです。
効果が出ないものは続けにくいので、効果の出やすい「朝」の時間帯に音読を行うことをお勧めします。
コツ②速い速度で読む
速い速度で読むことも「脳の活性化」のためです。
- 目線は斜めに
- ゴニョゴニョ言わずに
- 常に読む文章の先を目で追いながら
やるといいです。

遅いより速い方が脳が活性化するのは想像通りです。
さらに速読を行う方法は読書のペースが遅い人の理由と今すぐできる解決法4選を知りたくありませんか?の記事で紹介しています。
コツ③違う文章を読む
同じ文章に慣れてしまうと、音読の効果が下がってしまいます。
同じ問題を解くときって、初見の時より脳の負担が違うと感じませんか?
原理はこれと一緒です。
効果を実感したかったら、なるべく違う文章を読みましょう!
コツ④イメージできるとさらにいい!
言語は左脳、イメージは右脳を使います。
自分が音読している文章を想像できたらかなりすごいです。
- 速く読みながら
- 文章を理解して
- イメージできる
かっこいいですね。
ですが、難しいので最終レベルだと思ってください!
コツ⑤感情を込めてやろう
感情を込めて音読すると、より理解力があがり、記憶力の向上にも効果があります。
つまりこちらも、効果がでて続きやすいです。
目に見える結果がないと、人間すぐ挫折してしまいますからね。
ここまでで、読書の際に音読するメリットとそのコツがわかったね!

読書で音読する際の注意点 3つ

注意点は以下の3つです。
- 人がいない場所でやろう
- 背伸びしない
- 紙の本がおすすめ
注意①人がいない場所でやろう
ブツブツブツブツ言ってる人はちょっと、、

周りの目も気にしてしまい、音読を十二分にできないので、人がいない場所で行いましょう。
まあ、気にならない人はいいですけどねw
注意②背伸びしない
難しい言葉、文章、そして長い本は100%挫折します。
最初はむしろレベルは低いぐらいでいいです。
もう『桃太郎』ぐらいで大丈夫です。
最初から2段飛ばしはいけません。1段ずつ着実にです。
注意③紙の本がおすすめ
脳は刺激が多いほど記憶力を向上させます。
手触り、におい、音、重さ、色、その他いろいろな情報が脳にインプットされ、読んでいる本と関連付けがされるからです。
香水の匂いで景色を思いだすなんてこともあるほど、人間の五感と記憶は関係しています。
そのため、電子書籍にも良い点はありますが、「音読」するなら紙の本1択です。
その他の紙の本のメリットは紙の本ならではのメリット・デメリットを実感【失敗しない本の選び方】の記事で紹介しています。
音読勉強法

そして音読はなにも、読書に限らず、勉強にも応用することができます。
なぜなら、音読の効果で紹介した
- やる気がでる
- 記憶力の向上
- 理解力を高める
これらのことは、勉強することにおいても役に立つからです。
音読は読書にも、勉強にも使える超優秀なツールといえます。
音読におすすめの文章

最後に音読するのにおすすめの文章を2つ紹介します。
声に出して読みたい日本語
まずは、本を音読するなら『声に出して読みたい日本語』です。タイトル通りですね。
英語の長文
また、音読の効果を勉強でも試したい方には、英語の長文を読むことがオススメです。
もちろんただ読むだけでなく、「音読するコツ」のところで紹介した
- 毎朝10分以上継続する
- 速い速度で読む
- 違う文章を読む
- イメージできるとさらにいい!
- 感情を込めてやろう
を意識して行ってくださいね!
読書で音読するメリット:まとめ

今回の内容をまとめます。
- 本の内容が理解しやすくなる
- コミュニケーション能力向上
- ストレス解消
- 記憶力向上
- やる気が出るよ
音読は翌日には効果がでます。
場所と本とやる気さえあればすぐにできます。
これだけメリットある音読をやらないのはもったいないです。
10分とはいわず、2分でもいいので始めてみましょう。(作業興奮が働くかも、、、)
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