本書で述べられていることには全て納得。読書をするならまずは読んでおきたい本です。
みなさんは読書に対してどのようにお考えでしょうか?
読書をすると頭がよくなる、なんなら読書をしている自分は他の人よりも少し偉いくらいにまで感じている人も中にいるのではないでしょうか。
レバレッジリーディングを読んだ後には確実この考えが崩されます。
衝撃の内容盛りだくさんのレバレッジリーディングを年間200冊読者の僕がレビューします。
この本を読んでわかること
- レバレッジ・リーディングとは
- なぜ読書をしたほうがいいのか
- どうやって本を読んだらいいのか
目次
レバレッジリーディングとは
リーディングはともかく、レバレッジとは、日本語で「てこ」を意味します。
つまり、てこをつかった読み方、すなわち少ない力で最大の成果を導き出そうというのが、本書の最大の目的です。
読書において最小の力で最大の力を引き出すとは、
本を読んで、そこに書かれているノウハウを自分流に応用し、実践で活用することだとこの本には書かれています。
読書をしない方が実は無駄
一部の天才を除いて、物事をする際には、
成功者の真似をすることが最も早い
とされています。
そして、成功者の真似ができるのが「本」なのです。
「人間は書物を通じて、人の一生を数時間で疑似体験できる。だから、本を読め。生涯、勉強し続けなさい」
『レバレッジ・リーディング』p22
本を読めば、成功者のノウハウがわかりその方法に従えば着実に前に進める。
一方で、本を読む労力を惜しんでしまうと、合っているのか間違っているのかわからない方法を行って、かえって、時間がかかってしまいます。
ビジネスパーソンにとっての読書はスポーツ選手にとっての練習
実際のビジネスが、スポーツ選手にとっての試合だとしたら、ビジネスパーソンが本を読むことは、スポーツ選手にとっての練習にあたります。
つまり、本を読まないビジネスパーソンは、練習しないでいきなり試合に臨む、スポーツ選手のようなものです。
『レバレッジ・リーディング』p29
読書=日々の練習だと考えると、読書をしないことがいかに無謀なことかよくわかります。
練習をせずに、本番でうまくいく人なんて100%いません。
あるスポーツのプロフェッショナルとされる人たちでさえ、毎日練習をします。
それなのに、ビジネスパーソンが練習をしなくていい理由はどこにもないです。
練習をしないプロはいません。
読書をしない、ビジネスのプロもまた、いません。
レバレッジリーディングがおすすめする読み方
レバレッジリーディングおすすめの読み方は、
- 目的を持って
- カテゴリーごとに読み
- 読書後にはアウトプットする
読み方です。
「その本をなぜ読むのかを明確にしろ」というのは、他の読書術本の「ACTION READING」や「知識を操る超読書術」でも言われていたことでした。
また、読書後のアウトプットについても同様です。
それくらい「なぜその本を取ったのか」そして「何を学んだかをアウトプットすること」は重要だということです。
さらにレバレッジリーディングでは「カテゴリー読み」が推奨されていました。
カテゴリー読みとは、同じテーマの本、例えば読書術に関する本を一気に読むという方法です。
カテゴリー読みを実践することで、そのテーマの共通点を見つけられたり、自分にあった方法が見つかります。
実際に年間100冊読む僕も、カテゴリー読みを実践してます!

『レバレッジリーディング』まとめ

今回の内容をまとめます。
- レバレッジとは最小の力で最大の効果を生み出すこと
- 本を読んだ方がむしろ近道であること
- 読書はスポーツ選手にとっての練習であること
現代人は昔と比べて明らかに忙しくなりました。
しかし、忙しいからこそ「レバレッジ」をかけて、少ない力で最大限の力を発揮する必要があります。
本書には他にも、
本書の他の内容
- 速読とは違う、多読のメリットとは
- 膨大な書籍から良書を見つける方法
- 1日1冊を読みこなす効果的な本の読み方とは?
- 本のエッセンスを実践に結び付けるには
など、読書の必要性やテクニックについて網羅的に書かれています。
まずはこの本を手に取って、読書の重要性を肌感覚で感じて欲しいです。
たった1500円を投資して、まずは「その他大勢」から抜け出す一歩を踏み出しましょう。
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